女子1000m、女子1500m、女子3000mの日本記録保持者である田中希実さん。
U20世界選手権3000メートル競走では金メダルも獲得し、その成長ぶりからパリ五輪での活躍も期待されています。
そんな田中希実さんの家族は、父親が陸上のコーチで、母親と妹も現役の陸上選手なのだそうです。
また田中希実さんは顔立ちからハーフではないか?という噂もあります。
そこで今回は田中希実さんの家族についてお伝えしていきます。
田中希実はかわいいけどハーフ?
陸上選手としての実力も話題ですが、実はネット上では田中希実さんが「ハーフなのでは?」という噂もあるようです。
田中希実さんの両親は、父親が健智(かつとし)さん、母親は千洋(ちひろ)さんという方で、どちらも日本人になります。
ハーフという噂が流れた理由は、田中希実さんの顔立ちが外国人の様にハッキリとしているからのようです。
画像引用元:https://thedigestweb.com/
田中希実さんは太い眉毛が印象的な濃い顔立ちなので、アジア系のハーフと間違われたのかもしれませんね。
田中希実の父親の仕事は陸上のコーチ!
生年月日:1970年11月19日
出身地:兵庫県生まれ
田中希実さんの父親の田中健智さんは、田中希実さんのコーチ兼マネージャーを務めています。
父親の健智さんも元陸上選手で、現役時代は川崎重工に所属し主に3000m障害の選手として、日本選手権にも出場されるほど活躍をされていたそうです。
1993年に出場した「第47回福岡国際マラソン」では、2時間23分という好タイムも叩き出していたようですね。
画像引用元:http://www.athtrack.run/
1996年に現役を引退されてからは、トクセン工業でコーチを務めた後、ランニング関連会社に勤務しイベント運営やコーチングを学んでいたそうです。
2006年には「Athle-C(アスレック)」という陸上関係の組織を立ち上げています。
ランニングイベントの企画・運営、ランニング教室、ランニンググッズの開発・販売、マネージメント業務などを行い「走ることの楽しさ」を社会に伝えているそうです。
ちなみに田中希実さんの母親の千洋さんも「Athle-C(アスレック)」に所属して、運営や現役マラソンランナーとしても活躍をされています。
田中健智さんは娘の田中希実さんが所属する豊田自動織機トラッククラブで、田中希実さんと後藤夢さんの指導にも当たっています。
父親の健智さんをコーチに指名したのは田中希実さん本人だそうで、理由については以下のように語っていました。
選手とコーチが親子ということで時には激しく衝突することもあるそうですが、「ぶつかり合いをやめたら立ち止まることになる」と父親の田中健智さんは言っています。
田中希実さん陸上選手としての活躍は、父でありコーチである田中健智さんの存在が大きく影響しているようですね。
田中希実の母親は現役のマラソンランナー
田中希実さんの母親は千洋(ちひろ)さんといいますが、現在でも現役のマラソンランナーとして活躍をされています。
画像引用元:https://www.kobe-np.co.jp/
生年月日:1969年11月13日
出身地:兵庫県小野市
身長:153㎝
田中希実さんの母親の田中千洋さんは、中学校から陸上を始められたそうです。
高校は兵庫県立小野高校に進学すると、兵庫県高校対抗駅伝で3年連続でアンカーを務めて、3連覇に貢献をされています。
そして1997年には北海道マラソンで市民ランナーとして出場し見事に優勝を飾っています。
さらに2003年に行われた同大会でも日本人初となる2度目の優勝を飾るなど、産後とは思えないような活躍をされていたそうです。
田中千洋さんはトクセン工業に所属していた頃、コーチ兼練習パートナーを務めていた田中健智さんと出会い結婚をされています。
【速報】ゲストランナーとして田中希実選手とお母様の田中千洋さんにも参加して頂けることになりました!#川内杯栗橋関所マラソン#田中希実 #田中千洋 pic.twitter.com/sAq3cchjM7
— 川内鴻輝 Koki Kawauchi (@k_ksports) December 19, 2020
綺麗な方なので、旦那の田中健智さんが一目惚れをされたのではないでしょうか。
その後、1998年に行われた東京国際マラソンを最後に産休に入ると、1999年9月4日に長女となる田中希実さんを出産、2005年には次女も出産されています。
画像引用元:https://www.nikkansports.com/
出産後は競技に復帰をされており年齢は50歳を超えていますが、現在でも“ママさんランナー”としてバリバリに活躍をされているようです。
画像引用元:https://www.nikkansports.com/
田中希実さんは、まさに最速の遺伝子を受け継いでいるということでしょう。
田中希実の妹も現役の陸上選手!
画像引用元:https://www.daily.co.jp/
田中希実さんには妹が1人いて、名前は希空(のあ)さんです。
年齢は2005年生まれということで、田中希実さんより6歳年下のようですね。
田中希空さんは兵庫県立西脇工業高等学校の陸上部に所属し、持ち前のスピードを活かして、800mや1500mで活躍をされています。
走る時の腕振りは、姉の田中希実さんの真似をしているそうで、田中希空さんにとっては憧れの姉なのだとか。
2020年に行われた「兵庫県群市区対抗駅伝大会」では姉妹で参加をされていて、姉から妹へと襷を繋ぐシーンがとても印象的でしたね。
2区
田中希実さん (小野市)
襷を受け取る時に大きな声で”ありがとう!!”って言ってたのがとても印象的でした☺️
そして楽しみにしてた妹の希空ちゃんとの襷リレー☺︎ pic.twitter.com/0i7dTFGAWD— yukina (@daruma__photo) February 2, 2020
妹の希空さんですが、田中希実さんについては以下のように語っています。
家ではあまり陸上の話はしないそうで、少し年は離れていますがとても仲の良い姉妹ということです。
将来は姉妹揃ってオリンピック出場という可能性もありそうですね。
田中希実のwiki風プロフィール!
生年月日:1999年9月4日
出身地:兵庫県
身長:153㎝
体重:41㎏
学歴:同志社大学
田中希実さんは小野南中学校の1年生の時に本格的に陸上競技を始め、1年生の時から全国大会に出場するなど活躍をさていました。
中学を卒業後、兵庫県立西脇工業高等学校に進学すると国際大会でも活躍して、2016年に開催されたU20世界選手権3000mで8位に入賞、2018年では優勝を果たしています。
大学は京都の同志社大学に進学していますが、陸上部には所属せずにメンバー2名の豊田自動織機トラッククラブに所属して、父親の田中健智さんと二人三脚で陸上競技に取り組んでいます。
2020年12月に開催された日本選手権5000mでも優勝を果たし、 陸上女子1500mと陸上女子5000mの東京オリンピック日本代表に選出。
また、女子1000m、女子1500m、女子3000mで日本記録を所持し、5000mでも日本歴代3位の記録も持っています。
1000m | 2分37秒33 | 日本記録 |
1500m | 3分59秒19 | 日本記録 |
3000m | 8分40秒84 | 日本記録 |
5000m | 14分53秒60 | 日本歴代3位 |
まさに田中希実さんは、日本陸上長距離の将来を担う期待のホープなんですね。
2018年 U20世界選手権3000メートル優勝
2019年 世界選手権5000メートル14位
2020年 日本選手権5000メートル優勝
2020年・2021年 日本選手権1500メートル優勝
2021年 東京オリンピック 1500m8位
まとめ!
今回は田中希実さんの家族について詳しく調べてみました。
田中希実さんはハッキリとした顔立ちからハーフと思われているようですが、父親も母親も純粋な日本人で、ハーフではないということが分かりました。
そして、田中希実さんは4人家族ですが、全員が陸上競技に携わるスポーツ一家ということです。
田中希実さんが日本女子陸上界を引っ張って行く存在なると期待したいと思います。